ワールドカップと言語(『心を整える。』より)

ベルギー日本

 

先日の日本VSベルギーの善戦を含め、決勝トーナメントの観戦で毎日寝不足の方も多いかと思います。英語をはじめ、欧州系の言語を勉強中の方は、スポーツバーでの観戦などでもコミュニケーションの機会が増え、学習の絶好のチャンスですね^^

主将長谷部選手の日本代表引退ということで、ちょうど、著書「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」を読み返していました。これは当時私が、メディテーションとかメンタル面でのトレーニングとパフォーマンスの関係について個人的に調べていた時に、これは!と思い購入したものでした。

全編にわたって、彼の誠実な人柄と「仕事」に対する真摯な態度が現れた著作になっていますが、特に私が面白いな、と改めて思ったのはドイツでのチームメイトとのコミュニケーションのところです。今や私から見るととても流暢にインタビューなどでドイツ語を話されている長谷部選手ですが、裏には大変な努力と、それをささえるポリシーがあったようです。普段練習のために飲み会は一次会で帰る、同じ仲間とだらだら飲まないなどといったプライベートのタイムマネジメントを心掛けている彼であっても、ヴォルフスブルクに移籍した当初、「チームメイトから食事に誘われたら、絶対に断らない」ということを決意していたそうです。

「英語とカタコトのドイツ語をミックスして、積極的に話しかける。」言葉が理解できないのに一緒に食事をするのは初めとても辛かったとのことですが、「一緒の時間を共有することで、あいつは意外にまわりを見ているんだなとか、実は繊細なんだとか、チームメイトの一面が見えてくる。また、日本人選手はこういう考え方をしているんだな、とかわかってもらえるようになる。」と書かれてあります。また、このポリシーは、「欧州では待っていたら誰も話しかけてくれない、ロッカールームではどんどん自分から話しかけていった方がいい。」という小野伸二選手のアドバイスに由来するのだとか。

日本人があまりアイコンタクトをしないからそれはまずい、というのもこういったことを通じて学んだそうです。

この本が発行されてすぐ読んだとき、私は公務員をしていて、外国語には関係がありましたが、海外の文化、特に商習慣を理解して仕事をする、といったところからは遠いところにいました。改めてこの本を読み返してみると、ここにどんな苦労があったか、そしてこれは海外の人と一緒に仕事をやっていく上で、どれだけ大切なことなのか、改めて、しみじみと感じます。海外とのビジネスをされている方は、彼のこの言葉に頷くことも多いのではないでしょうか。

また、スポーツをプロフェッショナルとして本気でされて極めていらっしゃる方の、集中力と瞬発力には凄まじさを感じます。とあるスポーツの日本代表の方の英語トレーニングを企業研修として半年間ほどさせていただいた経験があるのですが、レッスンの度、その目を見張るような成長に、感動したものでした。これまで学校の勉強を頑張った記憶はない、とその方はおっしゃっていましたが、効率の良い勉強方法や心構え、日々のトレーニングメニュー(?)のお話をし、課題をこなしていただくようお願いしただけで、毎回予想を上回るパフォーマンスを発揮してくださいました。また何より、その方の生きる姿勢のようなものに、私ももっといい仕事ができないものかと、刺激を受けたことを覚えています。無事に半年間で一定のレベルをクリアされ卒業なさいましたが、今でもメディアを通してお見かけすることがあると、語学のトレーニングは継続されているかな、とか、どんな風にメディアの方に英語で話されているのだろう、といったことが頭に浮かびます。

 

プロフェッショナルのスポーツ選手に比べると、圧倒的にフィジカルなパワーやその使用度では劣りますが、グローバルな勝負をするということでは、ビジネスパーソンも負けてはいられません!日々の語学のトレーニングも改めて、がんばっていきましょう!

 

今日は以上です。

 

さくらランゲージインスティテュート

代表 上田怜奈

お仕事のご依頼は下記のホームページお問合せからお気軽に。

https://www.sakuralanguage.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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