さくらの事業と現在直接的な関わりは無いのですが、facebookの方で、ヘブライ語学習に関する記事を書いています。せっかくなので、こちらのブログでも合わせてアップしていきます。英語やその他の外国語の学習にも役に立つかな、と思うことも適宜合わせて書いています。
ヘブライ語といえば、話し言葉としてのヘブライ語を復活させた
エリエゼル・ベン・イェフダーの功績はとても偉大で、忘れることができないものです。
「共通の言語なしに民族は成り立たない」という信念のもと、
ヘブライ語の新聞を発行し、辞典の編纂を行いました。
また、ヘブライ語が日常的に使われるためには語彙を増やすことが先決だとして、時代にあった言葉を旧約聖書やタルムードなどの文献から創り出す作業を行ったのです。
この話を初めて聞いたときに、私はとても感銘を受け、様々な人と協力し、後世に残るような、言葉の仕事をすることは意義深く、とても素敵だと思いました。
また、彼の生涯をかけた仕事に敬意を払ってやまない一方で、
質の高い翻訳書が以前より専門書のレベルでも豊富にあり、一般の人が手にとることができる価格で並んでいる日本語の文化も素晴らしさを感じますし(それゆえ外国語教育が進まないという話もあったりはしますが)先人の努力を有難く思います(もちろん、原書にあたることの重要性はあると思いますが)。
これは、(他の言語を介したり、助けを借りずとも)日本語での深い思考を可能にしていることとも、密接な関係があると思っています。
昨今では新しい、日本にはない概念もビジネスの上で取り入れていかざるを得ない場面も増えてきていますので、それを解すためには時に外国語で考えることも必要になってくるかとは思うのですが‥。
エリエゼル・ベン・イェフダーについてもっと知りたい方は
ロバート・セント・ジョン著、島野信宏訳『ヘブライ語の父ベン・イェフダー』 ミルトス
高橋正男著、物語 イスラエルの歴史 中公新書 等の本があります。
今日はわかりやすい、日本語で説明されたヘブライ語のアルファベットのサイトを発見したのでご紹介します!